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ー旅・人生・シゴトの楽しみ方を追及するブログー

【特別授業】いまどき中学生の心を鷲掴みにしたのはあのエピソードだった。

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気になった項目を目次から選んでみてください。

  

こんにちは、YUJI(@wish_yama)です。

 

先日、地元中学校での総合学習の授業を担当させてもらいました。そして授業の中で話たあるエピソードで、生徒たちの心を鷲掴みにできたようなんですよね!

今回の記事では、 

 

授業でどんな話をしたのか?

生徒たちの反応はどんなだったか?

 

などをまとめてみました!

今後、自分の経験をアウトプットする予定のあるひとは参考にしてくださいね!


それではどうぞ!

 

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はじめに

冒頭でも記述しましたが、先日地元の中学校における総合学習の授業を担当させていただきました。

 

きっかけは先の「ウズベキスタン写真展in北海道幕別町」にお越しくださった、中学校の恩師からの依頼でした。恩師が言うには「中学校の総合学習で福祉について学んでいる生徒たちにYUJIの経験を話してほしい」とのことでした。

 

ウズベキスタンで現地学生に対して日本についての講義をしたことはありますが、わたしは教壇に立つような仕事をしていないので、当日の朝まで「どんな話をしようかなぁーー。」と悩んでいました。

 

▼12月に実施した写真展の総括についてはコチラ!

【まとめ】わたしがクラウドファンディングや写真展を開催しようと思ったたった1つの理由。 - YUJImediaシーズン2

 

これからその内容の一部始終について紹介していきますね!

 

中学校の総合学習で話をすることになりました!

そんなこんなで先日、地元中学校の総合学習の授業を担当させてもらいました。対象である生徒たちは、総合学習で「福祉」について学んでいる14、15歳の中学生で、おそらくほとんどの生徒が日本はおろか北海道から出たことがありません。

 

これまで登壇させてもらったのは、

 

青年海外協力隊 募集説明会 ゲストスピーカー

北海道内病院の帰国報告会

 

など、どちらかというと協力隊や、医療の現状についてある程度の素地がある対象者むけの講演会ばかりでした。

 

▼4月に小樽市の病院で報告会を行いました!

【帰国公演】ウズベク語無双!北海道の病院で帰国報告会を行いました。【小樽市】 - YUJImediaシーズン2

 

それに比べ今回の対象者はスマホ世代である中学生たちであり、依頼をくれた恩師も、

 

「彼らは自分の周りのこと以外何も知らないから……。」

 

と話していました。

 

▼自尊心を高めるには”ブログを書くこと”がおすすめです!

【ブログ運営】総PV30,000を超えて得た4つのものと失った2つのもの。 - YUJImediaシーズン2

 

そんな彼らになにかいい影響を与えられるだろうか……。

様々な思いを抱えながら資料作成を進めていきました。

 

具体的な授業内容

2017年にはいりわたし自身も、

 

セブ島留学(兼Webライター)

モスクワ留学

Kindle版写真集出版

ウズベキスタン写真展開催

クラウドファンディング

 

など多岐にわたる活動をしてきましたが、実際どこまでの話をすれば生徒たちの心を動かせるのだろうか?と不安も抱えていました。なぜかというとわたしの理想は、

 

「働かなくても幸福にいきられる社会」

 

なんですよね。高校進学を控える生徒たちに向けてそんな話をするのは、流石にちょっと違うかなぁ……なんて思うわけです。

 

そんな悩みを恩師に話したところ、こんな答えが返ってきました。

 

「生徒たちには世界の情報を与えてほしい。情報さえあれば、勝手に感じ取ってくれるから。」

 

たしかに「あれをしなさい、これをしなさい」というのは簡単です。

でもそれって教育の本質じゃないんですよね。

 

お金を渡すのではなくお金の稼ぎ方を教えること。

協力隊員の活動に向けてによく言われることです。

 

恩師のそんな言葉を受けてハッとしたわたしは、できるだけわかりやすい情報を、ストーリー仕立てで伝えることにしました。

 

では実際に授業で話した内容を順にあげていきますね!

 

理学療法士ってどんな仕事なの?

さらー、っと自分の自己紹介をしたあとに、そもそも理学療法士の仕事ってなんなの?ということを話してみました。ここでは理学療法の定義なんちゃらについてとかどんな手技を使うのかとか小難しいことはおいておいて、われわれ理学療法士が、

 

「どこでなにをするのか?」

 

ということに集約させて話してみました。

 

青年海外協力隊ってなに?

そしてこの話もしなければなりませんね。

そもそも青年海外協力隊ってなんなの?ってことです。

 

なんでわざわざ開発途上国に行ってはたらくの?現地ではどんなことをしているの?

自分の経験からだけでは話しづらいので、Youtubeから協力隊紹介動画を引っ張ってきてそのまま流しました。

 


いつか世界を変える力になる×青年海外協力隊(活動紹介)

 

この動画も生徒たちには結構衝撃的だったようです。

 

ウズベキスタンってどんな国なの?

話はだんだんとヒートアップし、熱もこもってきました。

 

この授業で一番話したかったのはこの「ウズベキスタンってどんな国なの?」ということなんです。そして「イスラム教徒の多い国だからといって怖くないんだよ」ということでした。

 

ウズベキスタン写真展を開催したときにも多くの来場者から、

 

「イスラム教って怖くないの?」

「テロに合わなかった?」

 

などの質問を受けました。

 

来場された方々は50~60歳くらいの年齢層でしたが、ほとんどのかたがそういった印象を持っているようでした。それはある意味仕方がなくて、数年前まで「アフガニスタン」ではたしかに戦争がおこっていましたし、近年でも悪いニュースがあとをたちません。そういった層の国民が一定数いることはたしかに事実です。

 

しかし少なくともウズベキスタンは平和な国だし、国内治安も保たれています。だからどんどん日本からも旅行に行ってほしいし、現地の生活を感じてきてほしいんです。まさに50年前の日本と同じように”地域コミュニティ”が強くて”上昇志向”の学生がたくさんいます。

 

そんな話を、

 

ウズベキスタンにあった3つのもの。

 

 

ウズベキスタンになかった3つのもの。

 

のテーマ(一部)でざっくりと話してみました。

いやはや、授業進行を考えるのって難しいんですね……。

 

わたしがいつか叶えたいこと!

そして授業の最後に紹介したのがこの、

 

「わたしがいつか叶えたいこと」

 

でした。

自分の常識・知識・経験の枠におさまって行動するのではなく、起こりうる未来を常に視野に入れながら、自分のやりたいこと・本能に従い行動していってほしい、そんな思いを込めてみました。

 

授業の反省点……。

今回、総合学習の授業を担当してみて、教員という職業の難しさを再確認しました。いくつか授業の反省点をあげてみたいと思います。

 

①時間大幅にオーバー。(50分→80分)

②理学療法のデモを入れられなかった。(忘れていた)

③情報を詰め込みすぎた。

 

順番に解説していきます。

 

まず時間を大幅にオーバーしました。笑

 

はじめ「この情報量なら50分くらいかな?」と考えながら資料作成していたところ、結果的には80分もかかってしまったんですね。幸い総合授業は2コマ分取ってくれていたので、生徒たちの給食時間には間に合いましたが、これがレギュラーの授業だったら大ブーイングですよね……。

 

もう少し時間配分を考えなければなりませんね。

 

あと理学療法のデモンステレーションを入れるの忘れていました。

 

病院に行くこともきっと少ないであろう中学生ですからいわゆる「リハビリ」がどんなものだか、イメージが湧きにくいはずです。

 

「皆さんのご両親、おじいさんおばあさんが入院してしまったときに、体の力がなくならないように、一緒に運動をするひとです」

 

なんて、非常に雑な説明になってしまいました……。

もう少し話すことあったよなー、と後になってから反省です。

 

最後に情報量を詰めすぎたことも反省点です。

 

打ち合わせで恩師がいってくれていたように、表面的な情報でも、多感な生徒たちは色々感じ取ってくれるはずです。今回大幅に授業時間をオーバーしてしまったのは「全部入れてみよう!」と意気込んだからでした。

 

教育とは、引き算です。

 

教えるのではなく考えさせる内容に、もう少し寄せられたかなーというのも反省点でした。

 

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生徒たちの反応:Youtuberの影響力!

今回の授業を受けてどのように感じてくれたのか、後日資料として送ってもらいました。彼らの感想を順に、

 

「ウズベク人が金歯なことに驚いた」

「眉毛が繋がっているのをかっこいいと感じるのは文化の違いだ」

「ウズベク人が皆優しいのはいいことだと思った」

 

などが多かったように思います。

 

おそらく彼らが初めて聞くような内容ばかりなので面食らった部分もあったかと思いますが、普段絶対に聞けないような内容を盛り込んだので、今回聴講してくれた生徒の中から海外に興味を持ってくれる人が出てくれると嬉しいですね!

 

最後に申し訳程度に、

 

「これらの情報をYoutubeにもアップしているのでみてみてください!」

 

といったところ、これが大炎上でしたw

 


【ウズベキスタン】リシタン イベント ディルフィロージ

 

いまの世代の子達にはテレビよりもYoutuberの方が影響力があるようですね!笑

 

出張講義の依頼を受け付けています!

今回作成した資料を一回のみで終わらせてしまうのも悲しいので、たくさんの場面で使いたいと思っています。なので出張講義の依頼を受けさせてください!

 

【詳細】

話できる内容:青年海外協力隊について、ウズベキスタンや中央アジアについて、セブ島留学やロシア留学について、語学の話、クラウドファンディングについて、理学療法について、ブログの書き方(初級)、台湾でのゼロ円生活、などなど。

所用時間:50分程度(を目指す)

 

2017年12月現在、謝礼はいただいておりません!

ご飯ご馳走してください!

 

現在は基本的に北海道に生息しておりますが、2018年1月11日(木)〜15日(月)まで東京に滞在しております!ご連絡いただければ直接お会いすることも可能です!

 

よろしくお願いします!

 

今日のまとめ:Youtubeはけっこう役立つ!

以上が”いまどき中学生の心を鷲掴みにしたのはあのエピソードだった。”でした!

 

そうです、タイトルでも書いたあるエピソードとは

 

「Youtubeに動画を投稿している」

 

ということでした。

 

これがすごくウケが良くて、その話をしたときから生徒たちの反応が良くなったんですよね。なんだか自分たちの世代とは興味の矛先が全然違うんだなぁ、という印象ですね。でもなにはともあれ、無事に終了して本当によかったです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

これであなたもパネラー。

 

■更新履歴

2017年12月20日