「いつ死ぬかわからない。」北海道の大地震から3日が経過し。
この記事は9月6日に発生した北海道胆振東部地震を受けて感じたことを、いまの感情のまま書き綴っています。記事全体の構成などほとんど考えていないメモ的な殴り書きとなっているのでご容赦ください。
- 2018年9月6日午前3時8分、地震発生。
- まるで街全体がゴーストタウン。
- 完全キャッシュレス化は現実的ではない。
- 電気に頼らない生き方を模索していきたい。
- 2018年9月9日午前11時8分、大部分が復旧。
- さいごに:秋の北海道旅行へきてください!
さきほど6月3時8分ごろに北海道で震度6強の地震が発生しました。万が一の場合に備えて、
— すぎっしゅ | 10/20~21ウズベキスタン写真展in札幌主催 (@wish_yama) 2018年9月5日
◾️水を溜める
◾️最低限の食料の確保
◾️避難経路
などの対策を、焦らずに行ってください。 pic.twitter.com/xWk3IVtCSS
2018年9月7日現在、札幌市内は依然として停電が続いており、信号機の作動していないところが多いので、警官が手信号にて対応してくれています。また北海道のコンビニチェーンでは駐車場に車が殺到しており商品が底をつき始めております。
— すぎっしゅ | 10/20~21ウズベキスタン写真展in札幌主催 (@wish_yama) 2018年9月7日
余震の恐れがありますので水・食料の確保などしてください。 pic.twitter.com/VkhudB6OEB
週末に北海道で被災地ボランティアをしようとしている方々へ。
— すぎっしゅ | 10/20~21ウズベキスタン写真展in札幌主催 (@wish_yama) 2018年9月7日
その行動、少し待ってください。
気持ちはをとても嬉しいしやがてそのタイミングがやってくるのかもしれませんが、いまはまだ、現場の受け入れて体制が整っていません。
移動を控えて物流を促進するのだって、十分に支援になります。 pic.twitter.com/nCLYlgCfsL
9月6日に発生した地震から3日経過した今晩、大地震が起こるかもしれないとの噂が俄にささやかれています。学術的にどうなのか見解の分かれる所ですが、備えあれば憂いなし。
— すぎっしゅ | 10/20~21ウズベキスタン写真展in札幌主催 (@wish_yama) 2018年9月8日
■携帯・PCの充電はしましたか?
■最低限の食料は確保できていますか?
■枕元に靴はありますか?
できることを、最大に。 pic.twitter.com/MhUxgc1zmR
2018年9月6日午前3時8分、地震発生。
自宅のベッドで寝ていると突然携帯電話から警報がなった。
「地震がきます。警戒してください。」
そのときにはわたしの視界はおおきく揺れていた。
自宅は築40年のもともと下宿だったところを改装した札幌市内にあるちいさなシェアハウス。
2階だったとはいえ、家屋の倒壊や死の恐怖を感じた。
すくむ足で1階へくだりテレビをつけると、最大震度7級の地震が、北海道を襲ったという。
そしてテレビで情報を確認したそのすぐあとに市内全域停電し、人工的なあかりのない世界が、一瞬で北海道を包んだ。
いつもはうざったいくらいに「ここに集まれ」と主張するのに、電力供給がなくなり閉鎖しているコンビニ。
信号機の3色が灯らない道路。
そして街中をさまよう人々。
これまで経験したことのない世界がそこに広がっていました。
まるで街全体がゴーストタウン。
翌朝届いた新聞によると「北海道安平町で震度6強(現在は震度7とされている)山崩れが起こり、死者・負傷者も出ている」とのことだった。これまで雪害を除いて、夏場にはおおきな災害のおこらないとされていた北海道。地震に関する細かいことはテレビやネット上でみなさんが知りえたことのほうが正確性があると思うのでここでは割愛しますが、明かりのない街は想像以上に恐怖感がある。
それは「街全体がゴーストタウン」と形容しても差し支えないほど。
安否の連絡をくれた友人に感謝しかない。
SNS文化のおおきく発展した現代の世の中だから、遠くの友人と連絡を取り合うことはそんなに難しいことではないかもしれない。それでも地震発生直後に安否確認の連絡をくれた日本全国の友人たちには、感謝しかないです。
ほんとうにありがとう。
完全キャッシュレス化は現実的ではない。
災害時には安全・食料・水の確保が大切であることはみなさん身にしみていることと思います。なのでわたしが今回の災害で感じたいちばん大切なことをここに書き記しておきます。
いま日本を含む世界各国では急速にキャッシュレス化が進んでおり、仮想通貨やクレジットカードを使うことによって現金を持たない生活を可能にしています。わたしもその波にのりたいひとりなので、現金をあまり持ち歩いていません。
でも今回の災害のように、電気が瞬く間に使えなくなりインターネットにも繋がらない、クレジットカードも使えない緊急事態は、いつ発生するかわからないんですね。
そのときに頼りになるのはカタチのある現金でした。どれだけキャッシュレス化が進んでも、1週間生活できる程度の現金は財布にいれておきたいところです。
電気に頼らない生き方を模索していきたい。
そしてもうひとつ大切なことがこれからは「電気に頼らない生活をしていかなければ」ということです。これは決して山奥で暮らしなさいとか、電気のない開発途上国へいきなさい、と主張するわけではありません。
なにかへの依存は、生活の幅を狭め、対応力の欠落を引き起こします。
今回の災害でわたしのまわりのひと達が声をそろえていうのは「電気がなければ何もできない」ということでした。生活家電・PC・スマートフォン……。そのすべてが電気によって支えられていますよね。それらが一瞬にして機能しなくなるんです。
電力だけへの依存ではなく、もっと依存先を分散させていかなければならない。
人間関係においても同じことがいえると思います。ひとつの職場・家族・友人関係に依存していたとき、それが崩壊すればどうなるか想像してみてください。なくなったときにどんな対処ができるか、それがきっと「人間力」です。
頼らない生き方とはなにか?まだ明確な答えは出ていませんが、確実にいえるひとつは「自分を鍛え上げること」でしょう。これまで機械に頼りきっていた予備機能を、人間が代替していくといった感じでしょうか?人間→機械→人間への再回帰が今後のキーワードとなるでしょうね。
曖昧な表現しかできないのがもどかしいですが、それはサバイバル力といえるかもしれません。
2018年9月9日午前11時8分、大部分が復旧。
そして9月9日現在、少なくとも北海道札幌市では多くの場所で電力が復旧し、いつもの様相を取り戻しています。尽力をつくしてくださった北海道電力・交通局など関係各位の迅速な行動に、感謝しきれません。
まだ北海道全域への食料配給は進んでいませんがなんとか活気を取り戻しています。
さいごに:秋の北海道旅行へきてください!
秋の北海道旅行を考えているかたは、ぜひそのまま足を運んでください。どんな惨状だったのかをリアルに体験できるまたとないタイミングだし、観光でお金を落としていってくれることがまた復興に繋がります。
報道されている以上には都市機能の復旧が進んでおり、ひとかげは少ないですが、仕事を平常通り進めている会社も多くあります。「危ないところだからいかない。」のではなく、第3者の目からみた現状を、身近なひとへ伝えてほしい。
安全を確保しながら観光していただく、それがわたしたちの願いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。