【写真集】苦節2年半……ついにウズベキスタンの写真集をKindle電子書籍で出版しました!
こんにちは、YUJI(@wish_yama)です。
みなさん突然ですが、10月の下旬から11月にかけてコツコツ作り上げてきたものがあります。それが電子書籍”Kindle版写真集”です。
ついにわたくしYUJIが写真集を出版いたしました!
ほんとうは11月下旬に開催する予定のウズベキスタン写真展in北海道にあわせて告知をしようと思っていたのですが、はやる気持ちを抑えきれなかったのですこし早いのですがいちどここまでの経緯をまとめておこうと思います。
※あまり文章の脈絡がないのでポイントだけ知りたいひとは”どんな作品に仕上がっているの?”からお読みください!
▼北海道でウズベキスタン・ギャラリー展を開催することが決定しました!
【写真展】北海道でウズベキスタンの写真・ギャラリー展を開催することとなりました! - YUJImediaシーズン2
それではどうぞ!
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はじめに
この記事をお読みのかたがたはすでにご存知だと思いますが、わたしは2015年から2017年までの2年間で中央アジアのウズベキスタンで暮らしていました。ウズベキスタンは親日国であり現地のひとはわたしのことをとても歓迎してくれていたんですね。
言語や文化の違いからたいへんな思いをすることも多かったのですがそれでも記憶に残る大好きな国となりました。
▼2017年の夏に中央アジアを再訪しました。
【中央アジア】2週間で中央アジアを周遊したのでVISA/ルート/宿泊先/費用/言語のことを全部まとめてみる。【まとめ】 - YUJImediaシーズン2
帰国後は日本にウズベキスタンの魅力を伝えるために様々な形での還元を試みましたが、実際知人・友人に現地の話をしても、ほとんどのひとは上の空なんですよね。すこし悲しくもなりますが、でもこれってある意味では仕方のないことで、わたしだって協力隊員として派遣されるまでは外国といえばアメリカ、韓国、そして北朝鮮を知っているくらいでしたから。海外行くのにパスポートが必要だってこともよく知りませんでした。
おおくの日本人にとって海外の情勢や暮らしって、外の世界の話でしかないんです。
「いま日本に住んでいるし国際的なことをするつもりもないんだよね。」
ウズベキスタンの話を聞いても8割くらいのひとは、しょーじきこんな感想を抱くと思います。
でもそれってめっちゃもったいなくないですか!?
わたしは自分の知らない世界が明らかになることほど面白いことってないと思います。海外情報の少なかったひとむかし前とは違っていまは簡単に情報が手に入るんです。
▼帰国後に語学留学したフィリピン・セブ島も面白いところでした。
【セブ島留学】セブ島の大学病院リハビリテーション部でプレゼンをしたら涙腺が崩壊しかけた話。 - YUJImediaシーズン2
どうして写真集を出版しようと思ったの?
さてそろそろ本題に入ろうと思うのですが、どうして写真集を出版しようと思ったのか?ここをお話ししていきます。
「ウズベキスタンの魅力ってなんなの?」
おおくのかたから聞かれる質問ですが、魅力がありすぎてどうやって答えればいいのか悩んでしまいます。
例えば、
果物が美味しい。
ひとが優しい。
自然が豊か。
などがとっつきやすいところだと思います。
けどこれらのことって話で聞いただけじゃなくて現地に行ってみないとよくわからないと思うんですよね。だからおおくの人は「自分からは程遠い外国のこと」という感覚になってしまうんです。
わたしが考える現地の魅力のひとつは壮大なモスク(イスラム教徒の礼拝所)です。
まず日本でモスクを見ることはないし、東南アジアなんかでもなかなかお目にかかることはないはずです。イスラム教圏である中央アジアにはいたるところにモスクがあるんですよね。昼間に見るのも良いけど夜のライトアップ(も、するんです)されたモスクはより一層壮麗で目を奪われること間違いありません。
この写真は今月末の写真展で使用する予定のA4サイズの写真ですが、モスクや世界遺産である旧市街地などを拡大印刷したものです。
このように魅力溢れるウズベキスタンを紹介するための写真展の開催を企画しましたが、開催地である北海道幕別町ははっきりいって都会からのアクセスが悪い僻地です。羽田空港から2時間かけて帯広空港に到着し、そのあと車で1時間弱もかかってしまうのですよ……。
しかも写真展にはり出せるのは上限30枚までなので、ぶっちゃけ5分もあれば見終えてしまうんですよね。
……。
これでは来ていただいたかたに申し訳なく思ってしまうのが正直なところです……。
そこで思いついたのが、
電子版の写真集にすれば世界中のひとがみれるのではないか?
ということでした。
どんな作品に仕上がっているの?
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では完成した写真集はどのように仕上がっているのでしょうか?
まず登場するのはこのブログでも何度か登場している”ユスフジョン”です。
「ユスフジョン」とはわたしの”ウズベクネーム”であり「神の使い」という意味があるそうです。わたしの配属先の病院長がつけてくれたのですが、当初なんだか大そうな名前だなぁと思いっていました。でもこの名前があったことで現地人とすぐに打ち解けられたような気がします。
そのほか現地でよく使われるウズベクネームは、
ハイトボーイ
ユスフベック
ベクゾット
コムルジョン
などなどがあります。「ジョン」や「ベック」には日本語の〜君のような意味があります。それぞれ名前の由来も面白いのでウズベク人がいたら聞いてみましょう!
▼ユスフジョンの悲劇がこちらです。
【さよならユスフジョン】旅先で風に吹かれたユスフジョンは、運河へと落ちていきました - YUJImediaシーズン2
そしてこの写真集のテーマは、
「このユスフジョンと一緒にウズベキスタンの景色をみてみよう!」
というものであり、わたしが2年間でみてきた景色を一冊のアルバムとしました。
詳細は、
タイトル:旅するユスフジョン〜中央アジア編
ページ数:全55ページ
データ容量:9.5MB
必要なアプリ:Kindle電子書籍リーダー
価格:99円(11月7日現在)
となっています。
▼無料電子書籍リーダーはこちらからインストールできます。
Kindle電子書籍リーダー:人気小説や無料漫画、雑誌も多数 - Google Play の Android アプリ
価格は11月7日現在99円となっておりますが、Kindle umlimitedに登録しているかたは無料でダウンロードすることができますよ!月額980円がかかってしまうのですが、対象となる書籍はこの写真集を含めて100万冊以上!よく電子書籍を利用するひとは使わないと絶対損なサービスです!
(リンクを貼れなかったので申し訳ありませんがこのサービスはご自分で検索してください……)
現在は99円となっていますが定期的に0円配信するので、ぜひそのタイミングでダウンロードしてみてみてくださいね!
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どうやって出版したの?
さて、きになる電子写真集の出版方法ですが……。
……実はわたしもよくわかっていません。笑
先人が書いたこちらの電子書籍をダウンロードして参考にしました。
さるでもできるKindle写真集: 「さるでもできるKindle電子出版」の著者が、写真集の作り方を解説。アマチュア写真家、待望の1冊!
- 作者: 海河童
- 出版社/メーカー: 海河童本舗
- 発売日: 2015/05/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この書籍によるとkindle写真集出版の手順は、
STEP1 写真を準備する。
STEP2 写真をリサイズする。
STEP3 専用アプリにアップロードする。
STEP4 アプリで出来上がったファイルをAmazonに申請する。
STEP5 申請完了を2~3日待って,出版完了。
というような、読みながら作業を進めるととてもわかりやすい手順でした。
おかげさまで写真の選定なども合わせると約2週間で出版まで漕ぎ着けることができました。しかも出版後のフォローアップまでしてくれる最強に礼儀正しい著者さんです。ぜひいちど手にとってみてくださいね。
出版にお金はかかったの?
出版にお金がかかったのかというのもきになるところだと思います。
実は今回のKindle版電子写真集の出版にさいして、経費はほとんどかかっていません。
強いていうなら一眼レフ(Nikon D5500)や写真編集するためのPC代金、そして先ほど紹介した電子書籍を読むために月額980円の会費がかかっていることくらいでしょうか?
これが例えばKindle写真集を専門に扱っている業者に外注すると、1作品〜50,000円が相場かと思います。最近は格安出版も増えてたので10,000円を切るところも出て来ましたね。一種の価格競争に陥っているのかもしれません。
自分で出版するとこれらの外注経費がかからないので節約になりますが、ただし、時間はすごくかかりますし、勉強もしなければなりません。例えば写真のリサイズや拡張子の管理などもわたしははじめての経験でした。
新しいことを学ばなければならないぶん時間がかかるのはデメリットかもしれませんね。
今日のまとめ
以上が”苦節2年半……ついにウズベキスタンの写真集をKindle電子書籍で出版しました!”でした!
「写真集を出版したい……!」
そんな漠然とした目標を持ちつづけること2年と6ヶ月……。
ウズベキスタンやロシアではこの日のために写真を撮りつづけていたと言っても過言ではありません。ついに完成したこの写真集がより多くのかたの目に止まることを祈るばかりです。
再度詳細をまとめておきますね!
タイトル:旅するユスフジョン〜中央アジア編
ページ数:全55ページ
データ容量:9.5MB
必要なアプリ:Kindle電子書籍リーダー
価格:99円(11月7日現在)
▼出版にあたり参考にした電子書籍です。
さるでもできるKindle写真集: 「さるでもできるKindle電子出版」の著者が、写真集の作り方を解説。アマチュア写真家、待望の1冊!
- 作者: 海河童
- 出版社/メーカー: 海河童本舗
- 発売日: 2015/05/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
▼ぜひページに目を通してみてください。
▼ウズベキスタン写真展in北海道のスピンオフ的位置付けです!
【写真展】北海道でウズベキスタンの写真・ギャラリー展を開催することとなりました! - YUJImediaシーズン2
最後までお読み頂きありがとうございました!
これであなたもフォトグラファー。
■更新履歴
2017年11月7日