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【西の旅3/4】ヒバのカラ回り!砂漠に囲まれた城壁からのぞく絶景

アッサローム・アライクン、YUJです。

ヌクスを抜けて続いて向かった先は世界遺産の街・ヒバでした。この街は歴史が長くウズベキスタンの空気が強く出ています。まずは周辺にある”カラ”と呼ばれる城砦を観光しました。

 

 

目次 

 

ヒバのカラ回りツアー

基本情報

タクシー貸切り4名1台:80ドル

総移動距離:200km以上

ヌクスーヒバ間:所要時間2時間以上

 ここへ行くには間違いなく現地タクシーを貸しきる必要があります。砂漠すぎてどこに何があるのがさっぱりわかりません!

 

カラとは城塞のこと、で古くはチンギス・ハンの時代に建てられたものもあるそうです。代表的なカラを3つ訪問しました。

 

①キジル・カラ

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キジルとはウズベク語で”赤”のこと。

農業の中心として、またスルタンウイズタフ山脈を通過する商工ルートの交差点であったといわれている。

 

②トプラク・カラ

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古代アムダリヤ川の交流からこの地まで水を引いたといわれている。年度の城塞とも呼ばれている。

なかは迷路みたい!

 

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③アヤズ・カラ

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この遺跡は1000年ものあいだ砂で隠されてきたが、今日の多数の考古学的発掘調査でその全貌があらわになってきた。

でっけー!

 

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スケールがでかすぎて、荒野を眺めながら呆然とたたずむ。

以上が有名なヒバの3大カラでした!

 

宿泊先のユルタ

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そのままヒバのユルタへ宿泊

ユルタとは遊牧民族が暮らした丸い外壁に円錐型の屋根が被さった住居であり、現在はユルタに倣った宿泊施設としているところも多い。

 

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あいかわらず夕日が綺麗だぜ。

 

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ここにも悪魔は舞い降りる......

夕食も早々終わり、夜風を浴びる。フェルガナータシケントーヌクス間1500kmの移動、アラル海まで往復18時間強、今日のカラ回りとかなりの強行スケジュールであることは十分承知している。しかしこんなときに食あたり...

 

いや、こんなときだからこそ、か。

 

深夜1時に胸の不快感とともに目覚め、室内トイレへと向かう。幸いここの宿泊施設には水洗のトイレとシャワーがあり、ここ数日間の中でも最高級の空間だ。

おでこに冷や汗を垂らしながら吐き気と戦う。

波がおさまったかと思えばトイレ室内に横たえ、軽い眠りに着く。

こんなことを3時間繰り返し、気がつけば明け方も4時近くになっている。さて眠ろうかと思った瞬間再度吐き気が襲い、そのまま3回続けて嘔吐。

 

翌朝目覚めたときには38度近い発熱をし、歩くのも困難だ。

食欲はもちろん無い。

 

さて、次の目的地へと向かおう。

 

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~西の旅4/4へと続く。