【ウズベク人】徹底解剖!現地人のライフスタイルとは?
アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
わたしの2年間の任期もついに残り6ヶ月の期間となりました。
残りの期間でどれだけのことができるのかと思考をめぐせる毎日を過ごしています。ウズベキスタンには日本人の理解をはるかに超える文化が存在し、赴任当初はそのギャップに苦しんだものです。今日はその一部をご紹介したいと思います!
【このごろ思うこと】協力隊活動を続ける上で大切なのは自分を追い込みすぎないこと。一年前の日記を読み返したら、うつ病の一歩手前みたいだった。自分がなんとかしなければー、みたいな。それはそうなんだけど、たぶん92%は環境のせいで、なんとかしようと足掻きすぎれば怪我をする。虎視眈々と。
— すぎっしゅ@ウズベクブロガー (@wish_yama) June 4, 2016
冷たいものを飲むとのどが痛くなる!
医療従事者として特に気になるのはこの”冷たいものを飲むとのどが痛くなる”風習。
生理学的に考えても冷たいものを飲むこととのどが痛くなることは、およそ遠い関係性にある。
「今日はなんだかのどが痛いんだ、なぜなら今朝冷たい水を飲んでしまったからね。」
と、ドヤ顔で言い放ち、よくわからない理由で自己完結してしまう。
確かに温度覚と痛覚は似た感覚であるが......それか日本人の人体構造とはそもそも違うのだろうか。謎である。
塩を摂りすぎると体が硬くなる!
「君は理学療法士なんだろ?わたしの足が塩を食べ過ぎたことで硬くなってしまったんだ、どうしたら良いんだい!?」
ツッコミどころ満載だが、これは病院勤務中にほとんどすべての患者から聞く訴えである。これも生理学的に考えておよそ塩分が関節内に沈着する例は聞いたことがない。
生理学的に証明しずらいことを、塩分を摂りすぎたことにより起こると教育しているのだろう。だがしかし彼らの体が異常に硬いのは事実である。
写真は必ずキメ顔!
試しに「ウズベキスタン」でgoogle画像検索を掛けてみてほしい。
およそ8割の人物写真が真顔であるはずだ。
これは彼らが笑わないわけではない。
よく笑う、笑顔の素敵な国民である。だが、真顔で写真に写ることがキレイでありカッコイイとされており、確かに写りも良いと思う。
でも、わたしとしてはもっと笑顔を出したほうが魅力的に見えるのでは?
せっかく美形の民族なのもったいない......と思ってしまう。
大好物は羊の乳を固めたクルト!
毎回首都へ上がったときにお土産として求められるのが、羊の乳を固めた”クルト”という食べ物である。現地人にとってはご馳走のようなもので、我先にとお土産をもらいにくる。
しかしこのクルト、日本人には大抵不評である。
味は生臭い梅干のような感じで、直径2cm程度の小さい食べ物だが、わたしも丸々1個は食べられない。ワインによく合いそうとの意見も聞くが......
ウズベキスタンへ渡航の際には毒見がてら是非手にとってみてほしい。
また”アイロン”という飲み物も人気であるが、これも日本人の舌には合わない。
結婚式のお誘いは前日!
日本では結婚式といえば半年以上、長いときには1年近く打ち合わせをして、友人や同僚へ招待状を送るのが一般的だろう。
ここウズベキスタンではそんな計画的な根回しはまずされない。
同僚が結婚式をするかと思えば1週間前に、
「やっぱり結婚しないことにしたわ」
はて、自由である。
招待状がなくても電話一本で参加可能。親族・友人でなくても参加OK。
たいていの場合は「明日わたしの結婚式があるから是非来てね!」と前日に誘われる。会場が隣合っていたため間違えて入場し、終始面識のない他人の結婚式でワインを飲んでいた隊員もいたと聞く。
美形なのにつながり眉毛!金歯!
テレビで番組でも取り上げられていたが、ウズベク人の女性はつつながり眉毛にすることが多く、こうすると美人に見えるらしい。うーん、そうかなぁ......
また特筆すべきは、ほとんどの男女がしている”金歯”である。金に見えるが鉄を使ったものもあるらしい。「ニコッ!」と笑えば「キラッ!」と光る、20歳代の若い女性も例外ではない。
何でも金歯は資産になるらしく、一本の金額は10万スム以上(15$)との噂も聞く。
もっと良い方法があるだろうに......
以上がわたしが1年間の現地生活のなかで感じた現地人特有の生活スタイルである。
こうやって一覧にすると文化ってのはほとんど環境に左右されるものなんだと感じる。
最後までお読みいただきありがとうございました!
これであなたもウズベク人。