【青年海外協力隊】海外でのカルチャーショック3パターンとそれを切り抜けるもっとも簡単な方法。
アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
わたしは2015年5月より中央アジアのウズベキスタンで活動しております。じつは初の海外生活。思いの外海外生活での不安は大きく、できる限りの心構えをして挑みました。万全の準備をしていたつもりだったが、しかし当然のようにカルチャーショックを受けた。
今回はその例について、言語というジャンルに限定して紹介したいとおもいます。
▼青年海外協力隊を目指すひと必見の記事です。
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それではどうぞ!
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はじめに
わたしは青年海外協力隊員としてウズベキスタンに住んでいましたが、実は、このときがはじめての海外進出でした。旅行では10年ほどまえに家族と韓国までいきましたが、自分で手配したものは何もなかったので、海外経験としてはないに等しいですよね。
だからパスポートの取得方法や重要性もわかっていませんでしたし、そもそも”全ての国で日本円を両替できる”と思っていました。いやはやこれでよく途上国に行こうなんて考えたもんだ……
▼協力隊応募から派遣まではいま思い出しても激動の1年間でした……
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そして海外生活では少なからずカルチャーショックを受けるものですよね。
韓国は文化も食事も日本と大差ありませんからそれほど大きなカルチャーショックは受けませんでしたが、それでも金銭感覚や商売の仕方が違うことに衝撃を受けたものです。
(韓国旅行でこのレベル)
ですからもちろんウズベキスタンへ入国したときにはそれはもう韓国旅行の1000倍くらいの衝撃を受けました。日本での派遣前訓練を受けていたのに、です。
▼講座レビューはほぼわたしの主観です。
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今日の記事ではわたしがウズベキスタンで経験したカルチャーショックを、主に「言語の側面」から紹介したいと思います。またそのことに関する対策も考えてみましたので最後までお付き合いください。
言語的カルチャーショックあるある3選
ここから順に紹介していきますね。
文字の表記が違う
ウズベキスタンで使用されている言語はウズベク語ですが公用語としてロシア語も広く使用されています。ロシア語で使用される文字は”キリル文字”といって、形はラテン文字に近いのですがときどき見慣れない文字も含まれています。
これはロシア語の文法書ですが、よく顔文字で使われそうな文字も混ざっていますね。
これらの文字が街中に溢れているのです。
基本的な文字の読み方は派遣前訓練で習っていたので拒否反応こそ起きませんでしたが、ラテン文字に慣れている我々日本人のとってはそこそこのストレスとなりうるのではないでしょうか。
”文字の表記が見慣れない”ことが最初のカルチャーショックでした。
発音のなまりが聞き取れない
入国から少しあとの話になります。
わたしが現地語を習っていた先生は”サマルカンド”という町の出身でした。その先生はしきりに「方言はあるけど気にしなくていい」と教えてくれていたのですが、いざ赴任すると、そこで話されている言葉は、日本で学んだものと大きくかけ離れていました。
というのも日本でも同じことがいえますが、首都にはたくさんの地方から上京者がやってくるため、方言が混ざり、新たな発音を生み出すのです。
「日本で習った音と全然違う……」
と内心めっちゃ焦ってました。
このあたりの問題点は国外旅行に慣れているひとはお手の物かもしれませんね。
ですからわたしは最初
”発音やなまりが聞き取れなくて焦っていました。”
伝えたいことが伝えられない
最初のホームステイ体験では思った以上にストレスを感じていました。
というのも家族に否はないのですが、わたし自身が新しい言語の習得にいっぱいいっぱいになっていたんです。そのため家族の問いかけにも話半分で頷くことしかできす、多分いろいろ迷惑もかけました。
”伝えたいことが伝えられない”ということがこんなにストレスだとは思いませんでした……
▼ホームステイを体験したおかげでたくさんのことを学べました。
【現地ホームステイ】首都での1ヶ月ホームステイ体験まとめとそこからわかった”ウズベキスタン”のこと。 - YUJImediaシーズン2
この経験から編み出したもっとも簡単なカルチャーショック解消法
さて以上に目を通した多くの読者の方は、
「じゃあどうすればそのカルチャーショックを解消できるの?」
と疑問に感じたでしょう。
その解消法をこれからご紹介します。
わたしが考えるカルチャーショックの解消法は、
「自分の特技を誰かに披露する。」
です。
ではなぜ自分の特技を誰かに披露することで、カルチャーショックを解消できるのでしょうか?
そもそもカルチャーショックというのは自国の文化と相手国の文化を比較したときに起きるものですよね。今回のウズベキスタンの例で考えると「はじめて出会う言語や人々に圧倒されてアイデンテティを喪失しかけている状態」とも言えるわけです。
見知らぬ文字に聞きなれぬ言語、さらにいうと対策してきたこともてんで通用しない。そんな状況下で平穏な精神を保つ方が難しいわけです。そして崩れた精神状態が続くと体調不良にいたることもあります。
ではアイデンテティを回復させるためにはどうすればいいのか?
それが”自分の特技を披露すること”なんです。
「この分野では絶対に現地人をあっと言わせられる!」
その自信がアイデンティティの喪失を防いでくれるんですよね。
(リシタンの青年センターで踊った現地の伝統踊り)
わたしはダンスが好きだったのでホームステイ先で日本の踊りを踊って見せたんです。そしたら彼らは、
「日本の踊りって素敵だね!」
「YUJIさんはダンスが上手なんだね!」
とわたしのことに興味を持ちはじめてくれました。わたしも自分のことを話しているうちに”あれ?最初に感じていた不安がなくなっている……”と気がつきました。
きっとこのときこそ、アイデンテティが回復した瞬間だったのです。
今日のまとめ
以上が”海外でのカルチャーショック3パターンとそれを切り抜けるもっとも簡単な方法。”でした。
記事を書いているうちに”現地人と言葉を使わないで仲良くする方法の紹介”みたいになってしまいましたが、勢いで書いているのでご理解ください。
最後にもういちどまとめておきますね。
■海外生活でのカルチャーショック3パターン
文字の表記が違う。
発音の訛りが聞き取れない。
伝えたいことが伝えられない。
■カルチャーショックを解消する簡単な方法
自分の特技を披露する。
▼協力隊員が受け取れる金額をまとめました。
【青年海外協力隊】帰国直前!気になる”お金”の話を調べたのでまとめてみる。【204万円】 - YUJImediaシーズン2
最後までお読みいただきありがとうございました!
これであなたも協力隊員。
■更新履歴
2017年10月17日