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ー旅・人生・シゴトの楽しみ方を追及するブログー

わたしが学んだ大学院のこと

 

※この記事はメモ書き程度の内容の記事です。

※最終更新日:2022年12月12日

 

 

大学院のこと

2022年5月現在、わたしは大学院を休学中の身であります。

 

2019年3月に学部を卒業し、そのまま院進しました。

 

2011年に理学療法士の国家資格を取るために北海道の専門学校を卒業したのですが、2018年から1年かけて、学部生として学び直しをしました。通信制の大学だったので、オンラインで講義を受けて、なんどか試験をオンデマンドで受ける、という形式でした。興味のある分野を片っ端から学べたので楽しかったです。

 

大学院の専攻は、開発学という領域の国際社会開発研究科に所属しています。さらに「障害と開発」の研究を進めています。障害と開発とは、英語にすると「Disability & Society」になります。

 

Michel Oliverが研究を進めてきた「障害学」が基礎となっており、主にイギリスを中心として発展してきた学術分野です。

 

わたしはこれまで10年間、理学療法士として従事してまいりました。

 

医療者が中心に患者・利用者を治療・運動療法を実施しておりました。この場における関係性は、わたしたち医療従事者がサービスの提供者であり、患者さま、利用者さまがサービスの受益者です。

 

障害学の視点では、医療は批判的に捉えられています。医療の枠組みに当てはめてしまうと、障害当事者や病人を無力化させてしまうからです。

 

この視点が医療従事者として10年間働いてきたわたしには理解がむずかしく、またコロナ禍も相まって、2回の留年を繰り返すことになってしまいました。

 

「元々、能力の高い方ではないし、1年の留年はやむなしだな。」

 

と考えておりましたが、2回の留年はさすがにメンタル的にも経済的にも辛いわけです。ただでさえ、論文を書くということはあらゆるやりたいほかのことを抑制しますから、それが4年続くのはいかがなものかと。